裁判の判決を受けて

2022年6月9日

Hプロジェクト株式会社

代表取締役 佐々木 貴浩

はじめに、 愛の葉 Girls のメンバーであった大本萌景さん の 御 冥福をお祈りいたします。

今から約4年前に萌景さんが亡くなったことは、未来を目指して一緒に走っていた私たちにとって、どれだけ時間が経ったとしても、到底、悔やみきることのできないものです。本日言い渡された判決は、弊社の社員や愛の葉Girlsのメンバーが生前の萌景さんに真摯に向き合っていたことを、裁判所に認めていただいた結果であると考えております。

私たちは、この訴訟によって、数多くのものを失いました。原告らは、訴訟の提起の際、弁護団とともに大々的に記者会見を行い、私たちは、あたかも、未成年のアイドルを死に追いやった殺人犯・極悪人であるかのように、マスコミに報道されました。事実無根の出来事が、あたかも真実であるかのように報じられ、愛の葉Girlsに関係する多くの方々が地道に築き上げた信用・名誉は、激しく毀損されました。

弊社の信用は地に落ち、私たちが目指していた農業振興の取り組みも、道を閉ざされました。私や社員の家族を標的とする脅迫文が出回るなど、目を疑うような誹謗中傷の被害にも遭い、筆舌に尽くしがたい苦悩と混乱が私たちを襲いました。

しかし同時に、多くの方々が、失意のどん底にあった私たちを心強く励まし、信じてくださり、常々ご支援くださいました。このような方々のおかげで、私たちは何度も心が折れそうになりながらも、提訴されてから3年半以上もの長期間、裁判を戦い抜くことができました。なんとお礼を申し上げればよいのか、感謝の言葉もございません。

愛の葉Girlsは本来、農業振興・地域振興を目的に活動してまいりました。愛媛のために、愛する家族や友のために、メンバーは自らができる限りのことを精一杯取り組んできました。『農業に光を照らしたい』『愛媛の葉っぱ役になりたい』という目標の下、彼女たちは日々の活動に尽力し、活躍してくれました。

だからこそ、彼女たちはファンの皆様をはじめ、地域のお子様からご年配の方までに、幅広く愛されておりました。もちろん、萌景さんも、非常に多くの方々に愛されておりました。その足跡に誇りを持てるよう、私たちは、これからも信頼を回復するための努力を惜しみません。

失われたものは、もう、戻っては参りません。ですが、萌景さんとのかけがえのない思い出を胸に、私たちは、これからも歩み続けなければならないと考えております。

ご支援頂いた皆様のご期待に沿えるよう、私たちは農業と、農業に関わる諸々の活動を通じ、これからも農業に光を照らす取り組みを行っていきたいと思います。

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